自分の心の声、聴こえていますか…?

こんにちは!心理カウンセラーの山口です。しばらく忙しく、ブログの更新ができませんでした(>_<。)ゴメン

みなさんは自分の心の声を聴いてあげていますか?「心に向き合う余裕なんかない」「人に合わせてばかり」「弱音を吐かず、黙って耐えるべき」など、気持ちを無視したり、抑えたり、自己否定したりしていませんか?頑張り屋で完璧主義、責任感が強い人ほど、このような考えに偏りやすく、うつ病などの精神疾患になるリスクが高いのです。

…いやいや、自分はそのようなことは全くなく、自分のことは自分が一番よくわかっている!という方、果たして本当にそうでしょうか?心理学者ジョセフとハリは、「ジョハリの窓」という自己を捉える4つの窓を提唱しました。

 

① 解放の窓(open self)

自分も他人も知っている自己

③ 盲点の窓(blind self)

自分では気づいていないが、他人は知っている自己

② 秘密の窓(hidden self)

他人に知られていない、自分だけが知っている自己

④ 未知の窓(unknown self)

誰からもまだ知られていない、自分も他人も知らない自己

 

…このように、自分のことでもわからない部分(盲点の窓、未知の窓)は誰にでもあるのです。

医学的な異常が見つからない場合の心身の不調は、心の声に気づかなかったり無視し続けたりしたことによる警報と捉えましょう。心の声に気づくためには、他者に自己開示をすること(自分について語ること)が大切です。身近な人に自己開示をすると、その人はあなたが気づかずに無理をしていることを気づかせてくれるかもしれません(盲点の窓)。それでも心身の不調の原因がわからない場合は、未知の窓の部分に何かヒントが隠されているのかもしれません。カウンセリングを受けて自分の心についてじっくり話し合っていくと、未知の窓の部分もやがて明らかになっていきます。

心の声を聴くことができれば、適切な対処法や本当に自分らしい生き方が見つかり、心身の不調はやわらいでいくと考えられます。自己開示が苦手な人や抵抗がある人もいると思いますが、カウンセリングは安心感を持っていただけるよう一人一人のペースに合わせて進めていきますので、ご安心ください♪みなさんが、自分の心の声を聴くことができますように…(*˘人˘*)