学校が全てではない!不登校の子どもに必要なもの
こんにちは。カウンセラーの山口です(^_^)♪
今回は不登校について話したいと思います。
9月は、若者(10代)の自死が最も多くなる時期と言われています。。夏休み明けの登校のプレッシャーが影響していると考えられます。命を絶つぐらいなら、学校行かなくていいよー‼︎と言いたいです(>_<;)(大人もです。死にたくなるぐらいなら、仕事やめちゃえー‼︎)
もちろん、学校で学べることは多いです。勉強だけでなく、社会的マナーや常識、対人関係を築くスキル、集団の中での自己主張、トラブルを経験しても立ち直る力(レジリエンス)など。学ぶ中で、楽しさを感じることだってあると思います(*´∇`*)♪
ただ、日本の教育は集団主義的な考え方が正義とされがちです。。集団にのれない人は劣等感を感じやすい環境にあると言えます(/_;)不登校生徒が問題なのではなく、時代に合わない教育現場自体が変わっていかねばならないのかもしれません。
不登校になる子どもの多くは、①心身のエネルギーが低下している、②不安や恐怖にさいなまれている、③ストレス対処スキルが不足している状態にあります。本人と環境が合わず(いじめ等で脅かされていることもあります)、過度なストレスを感じ続け、家庭もケアする機能が十分でない場合に、このような状態に陥ってしまうと考えられます( ;∀;)
最近、書道家の武田双雲さんが、息子さんの“積極的不登校”を認め、本人のやりたいことを応援したというニュースを見ました(゜o゜)親をはじめ、大人はこれまでの常識を見直さなければいけない時代なのか…と考えさせられます。
ただ、武田さんの例でもわかるように、不登校を認めたからと言って、放置していいわけではありません。例えばゲーム依存等で引きこもってしまった場合、本人の力だけでは抜け出せず、さらに心身の健康や成長に悪影響を及ぼす危険性があります。
わが子や教え子が不登校・引きこもりになってしまったときの対応
まずは本人が「元気になる」ようにケアしましょう!次に、興味関心を引き出し、生き生きと体験できることを一緒に探します。安心できて、自分らしくいられる場や人間関係に繋げてあげることが大切です。
そのためには、日頃からコミュニケーションを増やし、本人の思いや願いに耳を傾けるよう心がけてください。最初はうまく話せなかったり、極端なことを言ったりするかもしれません。それでも否定せず、大人の意見を押し付けることなく、ただただ共感的に聴いてください(´・ω・)…時間がかかることもありますが、心を開いてくれるときが必ずきます!
本人の心身のエネルギーが回復し、〝何かやってみようかな…〟という兆しが見えたら、積極的に協力しましょう(`・ω・´)スモールステップの目標を考え、本人のできることから少しずつです!また、良くなったからってすぐに手放すのではなく、味方として見守り続け、「辛くなったらいつでも休んでいい、帰ってきていいよ」という態度で応援してあげましょう。
…とは言っても、自分のやり方でいいのかどうか心配になる方もおられるでしょう。なかなかうまくいかないときは、一人で悩まず、カウンセラーに相談してくださいね(-ω-)/✧˖°